解説
信徒が従うべき基準として確立されている文章のこと。プロテスタントは、旧新約66巻をその真実性と権威を理由として正典として定めています。
カトリックとギリシャ正教では、アポクリファと呼ばれる外典(「続編」とも呼ばれる)も利用しています。ただし、外典は旧新約66巻の正典と比較すると、神学的な重要性や真実性に劣るものがあり、一般的なプロテスタント教会では、外典部分を使用しません。
日本聖書協会では「聖書/旧約続編つき」という聖書を出版しており、書店でも続編(外典)つきの聖書を一般的に目にすることができますが、英語の聖書では、外典が含まれているのは一部の翻訳の聖書だけになります。
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