バベル

解説

「バラル」(混乱)という言葉に由来しており、混乱という意味があります。人々が天に達しようとうぬぼれて塔を建設しましたが、神は彼らの言語を混乱させることで、彼らの試みを防ぎました。彼らが建てようとした塔は「バベルの塔」としてよく知られています。

バベルの塔

世界中は同じ言葉を使って、同じように話していた。東の方から移動してきた人々は、シンアルの地に平野を見つけ、そこに住み着いた。彼らは、「れんがを作り、それをよく焼こう」と話し合った。石の代わりにれんがを、しっくいの代わりにアスファルトを用いた。彼らは、「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされることのないようにしよう」と言った。主は降って来て、人の子らが建てた、塔のあるこの町を見て、言われた。「彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ。これでは、彼らが何を企てても、妨げることはできない。我々は降って行って、直ちに彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう。主は彼らをそこから全地に散らされたので、彼らはこの町の建設をやめたこういうわけで、この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。(創世記11:1-9)

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