教会

解説

クリスチャンが集まる場所のこと。語源であるラテン語の”ecclesia”には召された者の集会という意味があり、神様によって救われた信徒たちが集まる場所です。クリスチャンは教会に集まって礼拝をささげ、また、互いに交わり、食事を共にし、聖書を学び、時には遊び合ったりもします。

「教会」という言葉は仏教をはじめとする他の宗教でも使用されていますので、正統なキリスト教の教会は「キリスト教会」と表現しています。
日本では、教会というと建物の上部にかかった十字架やステンドグラス、荘厳な礼拝堂のイメージがありますが、建物が教会の作りをしているから教会ではなく、クリスチャンが集まる場所が教会となります。特にプロテスタントでは、通常のビルや一戸建て、マンションなどが教会として使われていることもあります。
軽井沢などには教会と呼ばれる結婚式場も多くありますが、クリスチャンが全く集まっておらず、商業的な結婚式場としてしか利用されない建物は教会とはいえないことになります。
「教会」は建物を意味するものではないため、教会の建物を表現するときには「聖殿」「礼拝堂」という言葉を用いています。

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