安息日

解説

すべての人が休息し、神を礼拝するために、週ごとに取り分けられた日。旧約聖書の時代には、週の7番目の日(土曜日)が安息日でした。ユダヤ人にとって安息日は、金曜日の夕方から始まり、土曜日の日没まで続きました。新訳聖書の時代になって、イエスに日曜日に死人の中から蘇えられたので、クリスチャンっが日曜日を休息と礼拝の日として取り分けています。

旧約聖書では、一週間の最後の日を安息日とし、聖なる主の日として過ごすようにイスラエルの民たちに命じられました。一週間のうち6日間は働き、1日は主に仕えなさいということです。

安息日を覚えて、これを聖とせよ。(出エジプト20:8)

安息日は単に休息をとる日ではなく、聖なる日として神に礼拝をささげる日ですので、クリスチャンは「日曜日」ではなく「主日」あるいは「聖日」と呼ぶことが多いです。

Q&A

Q1:
クリスチャンは日曜日に絶対に仕事をしてはいけないのですか?
A1:
クリスチャンは日曜日に仕事をしてはいけないという規則はありません。日曜日に営業をしなければならない職種であったり、止むをえない事情で日曜日に仕事をする人もいます。ただ、日曜日は主日、主なる神様に礼拝をささげる日であり、落ちついて礼拝に参加したり、礼拝後のクリスチャン同士の交わり、聖書の分かち合いなどに参加するためには、日曜日には仕事を入れないほうが良いでしょう。

コラム

韓国では、日曜日に仕事をせず主に仕えるのを優先することで、売上が伸びた企業が多くあります。オフィスワークや製造業ではもともと日曜日が休みの会社も多いですが、店舗で商品を販売するサービス業では、土日の人出が多く稼ぎ時ですので、日曜日に店を閉め休みにすれば通常では売上が落ちるように考えられます。しかし、ある企業は、日曜日を休店にしたにもかかわらず、かえって平日の売上が伸びて、大きく成長しました。

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