解説
神を礼拝するためのいけにえをささげる所。土や石を積み重ねた場合や、木や大理石や金属、あるいは他の材料で造られた場合もありました。青銅または真鍮製の祭壇は礼拝堂の中庭で焼き尽くすささげものに利用されました。
祭壇は大きな箱型で、縦225cm、横225cm、高さは135cmありました。ソロモンが神殿を建てたとき、もっと大きな祭壇に変えられました。香を焚く祭壇(金の祭壇)はより小さく金で覆われ、聖所に至る幕のちょうど前に置かれました。毎日朝夕にここで香が焚かれ、それは人々の祈りの象徴でした。
ノアの時代より、アブラハム、イサク、ヤコブをはじめとして旧約時代の人々は行く場所行く場所で祭壇を築き、清い動物をいけにえをささげてきました。
ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。(創世記8:20)
現代では礼拝において祭壇に動物をいけにえをささげることはありません。イエス・キリストが私たちの過去、現在、未来のすべての罪を十字架の血潮で贖って下さったからです。もし祭壇を築くとすれば、それは私たちの心の中に祭壇を築き、常に神様を礼拝することになります。
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