解説
解説文
宇宙の創造からヨセフの死に至る時までの神様の啓示の歴史を手短に記録しています。この本の中で私たちはいくつかの始まりについて見ることができます。すなわち、第一に宇宙の始まり, 二番目に人間の始まり, 三番目に罪の始まり, 四番目にヘブライ民族の始まりです。
この本の中で私たちは唯一神による宇宙創造の啓示を見られ、また罪が入って来る前には良い世界であったということがわかります。言い換えるならば、この本は宇宙の創造者であるエホバの神様と神様の作った宇宙は元々善良なものであったということを表しています。
ところが、反逆的な人間が神様に対して不従順な態度を示し、善良な宇宙を不幸で無秩序な状態にしてしまった事実を教えてくれます。
内容の概略
- 天地創造からアブラハムまで (創1:1-11:32)
- 天地と万物及び人類の創造 (創1:1-2:25)
- 罪の始まり (創3:1-5:32)
- 洪水の審判とノアの救済 (創6:1-9:29)
- ノアからアブラハムまでの系図 (創10:1-11:32)
- アブラハムの一生 (創12:1-25:34)
- 神様がアブラハムを召命 (創12:1-20)
- アブラハムとロトが居住地を別にする (創13:1-14:24)
- アブラハムへの約束 (創15:1-17:27)
- ソドムの滅亡とロトの救済 (創18:1-19:38)
- イサクの誕生 (創20:1-21:34)
- アブラハムの信仰の試験 (創22:1-24)
- イサクの結婚と二人の息子 (創23:1-25:34)
- イサクとヤゴブの一生 (創26:1-36:43)
- イサクの繁栄と兄の祝福を横取りしたヤコブ (創26:1-27:46)
- ヤゴブがラバンのもとへ逃亡 (創28:1-30:43)
- ヤゴブがハランからカナンへ帰還 (創31:1-35:29)
- エサウの系図 (創36:1-43)
- ヨセフの一生 (創37:1-50:26)
- ヨセフがエジプトに売られる (創37:1-36)
- ユダとタマルの事件 (創38:1-30)
- ヨセフがエジプトの総理になる (創39:1-41:57)
- ヨセフが兄弟たちと出会う (創42:1-45:28)
- ヤゴブがエジプトに移住 (創46:1-49:33)
- ヨセフの死 (創50:1-26)
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